県職業能力開発協会は５月31日、大分市内で２０２４年度第44回通常総会を開いた。役員改選があり、利光正臣会長は留任、法華津敏郎専務理事が退任して、新たに山本修司氏が選出された。
　利光会長が「技能検定試験に合格してもメリットがないという声を聞く。優れた技能士がいる会社の見える化をすることによって、利益拡大につながり受験者も増えると思う。スキルアップして優れた企業を目指していただきたい」とあいさつ。
　24年度の事業計画では、職業能力評価、技能振興および職業能力開発などの事業を会員や関係諸団体と緊密な連携を図りながら推進するを運営方針に、▽職業能力評価事業の推進▽技能振興および若年技能者の育成▽職業能力開発の推進―を掲げた。
　受賞者は次の通り。
▽永年勤続者表彰＝森洋理事、山本貴史理事
▽感謝状贈呈＝東雲朝則前理事、岩本邦男前理事、清松英哲前理事。