大分建設新聞

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HOKOに感謝状 大分市へリサイクル肥料寄付無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年06月05日
 大分市は1日、市内のガレリア竹町ドーム広場で開催した環境展に合わせて、HOKO㈱(大分市津守、光長浩社長)から汚泥リサイクル肥料の寄付に対して感謝状を贈った。2005年から毎年寄付を受けており、今回で20回目を迎えた。
 同社は、産業廃棄物の収集運搬・再資源化を手掛けており、有機汚泥や市内の小中学校の給食の残りかすなどを原料に汚泥リサイクル肥料を製造している。今年は、小松菜や水菜など野菜の種とセットで肥料500袋を寄付した。
 感謝状を手渡した佐藤耕三副市長は、「自然と共生した街づくりに寄与するものだ」と話したほか、汚泥リサイクル肥料を受け取った市民からは「家で植物を育てているので、この肥料を使いたい。娘に植物を育てさせたい」、また「肥料を使って野菜が育つのが楽しみ」などの声が上がった。
 光長社長は、「気付けば20年が経っていた。汚泥リサイクル肥料が世の中に広がる良い機会になっている」と述べた。
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