大分建設新聞

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九州大会も開く 日本造園修協県支部無料

行事・講習会・表彰別国地区
2024年05月28日
 日本造園修景協会県支部(菅雅幸支部長)は25日、別府市の亀の井ホテル別府で2024年度の通常総会を開いた。総会後、同ホテルにて九州各県の支部会員が集まって九州大会も開催された。
 県支部総会では24年度の事業計画に▽会員相互の連携を密にし組織の整備を図り、社会貢献のための活動推進▽講習会・研修会・視察などの積極的な計画と参加を図り、会員の資質向上に努める―などを掲げた。
 一方、九州大会では、大会実行委員長を努める菅県支部長が「支部には産官学の会員がおり活動内容は多岐にわたる。コロナも落ち着き、以前のように活動をしていきたい。ぜひ別府の観光も楽しんでほしい」とあいさつ。
 日本造園修景協会の有路信会長が講演内容に触れ、「緑と健康は密接に関係している。緑は世の中で役に立っている。きょうの話を明日からの活動に生かしてほしい」と祝辞を述べた。
 講演会では、別府市の長野恭紘市長が「別府市の挑戦~新湯治・ウェルネスの推進~」と題し、別府温泉の効果を科学的に証明したデータを示し、新湯治・ウェルネスの産業化による市の経済活性化策について話したほか、荒木川流域プロジェクト実行委員会顧問の杉浦嘉雄日本文理大学名誉教授が、国東市の荒木川流域で里山林再生と福祉活動の両立をめざして、各団体が連携して取り組む里山林の再生について―など説明した。
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