大分建設新聞

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土砂災害に警戒を 日出町で防災パト無料

行事・講習会・表彰別国地区
2024年05月27日
 日出町は17日、梅雨に入る前に土砂災害など町内の危険箇所を再確認しようと、災害予測箇所の防災パトロールを行った。
 日出町の防災担当者、大分河川国道事務所、県東部振興局、別府土木事務所の各職員、大建協杵築日出支部から㈱昭和建設工業の遠藤克尚社長ら25人が参加した。
 出発式で、本田博文町長が「町内には、県が土砂災害警戒区域に指定する場所が238カ所ある。普段から予想、警戒強化が必要だ」とあいさつ。
 現地パトロールでは、老朽化対策で改修工事が進められている大神の颪ヶ迫ため池、大神深江地区や川崎東岡の急傾斜地―の3カ所を、担当者の説明を聞きながら視察した。
 終了後の講評では、▽現在、工事が行われている箇所については、事業完了まで引き続き状況を注視していくこと▽急傾斜地においては、漁港など海にも近いことから、住宅地付近の水路まで含めた確認、対策が必要▽有事の際、町と関係機関の連携がスムーズに行えるよう、連絡体制の見直しと連携強化を行う―などの意見が出された。
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