県塗装防水仕上工業会（県塗装）と日本塗装工業会県支部（日塗装県支部）は16日、県塗装会館で定時総会を開いた。役員改選があり、県塗装は麻生英治理事長を、日塗装県支部は佐藤佳郁支部長を、それぞれ再任した。
　県塗装の総会では、麻生理事長が「さまざまなことを共有して、皆さんの力添えをしたい。また、資材高騰など課題も多いが、会を盛り上げてほしい」とあいさつ。
　２０２４年度の事業計画では、▽組織の強化▽有資格者の育成▽安全衛生活動の充実▽委員会・広報活動の推進―などを掲げた。
　一方、日塗装県支部では、佐藤支部長が「全国的に会員数が増えている。これから九州ブロック内で、多くの事業に取り組むので協力を」とあいさつ。
　24年度の事業計画では、▽安全安心な環境づくり、地球環境保全に取り組む▽会員各社が社会的責任を自覚し、塗装業界の健全な発展に努める▽塗装の有益性を広く発信して豊かなまちづくりに貢献▽次世代を担う有為な後継者を育成▽担い手がより魅力を感じる産業への進化・発展を目指す―などを掲げた。