隈設計でホテル建設 菱甲産業が起工式無料
行事・講習会・表彰別国地区
2024年05月13日
菱甲産業㈱(大分市、土谷幹男社長)グループは9日、別府市南立石字川原端2044―1に新しく建設する「(仮称)別府プロジェクトホテル」の新築起工式をした。設計は隈研吾氏が手掛け、県産材の木材をふんだんに使ったデザインとなる。今年12月に完成、12月19日に開業予定。
ホテルは自社が所有していた敷地2112・03平方㍍に、W造2階建て延べ840平方㍍を建設する。6㍍のヒノキ丸太をスクリーン状に並べた外観とエントランスが特徴。県産材を使用した木の香りが漂う、最大4・6・8人が宿泊できる3タイプの14客室を備え、別府湾を臨める「見晴らしデッキ」や駐車場などを整備する。設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京都、隈研吾代表)が、施工は菱甲産業が行う。同ホテルは、隈研吾氏が県内で設計する建築物としては8ヵ所目となる。建設・事業費は非公表。
式には、長野恭紘市長や設計・施工関係者ら約35人が出席。神事では、施主で菱甲産業グループ、大九州自然エネルギー㈱の土谷幹男社長がカマを、隈代表がクワを、菱甲産業の土谷卓副社長が雨宮敏夫担当部長を持ち手にクイを打ち込み、関係者が玉串をささげて工事の無事完成を祈願した。
式後、施主を代表して土谷社長が「ホテルは『隈イズム』があふれる、素晴らしいものになると確信している。開業日は当社の60周年記念に合せて計画を進めている。家族みんなでお越しいただける唯一無二のホテルを、工期内で無事に完成させたい」と決意を述べ、設計者の隈代表が「森のエネルギーを感じられる、見たことのないデザインに取り組んだ。日本を代表する温泉地で、まるで自分の家に帰ってきたような感覚になれる、新しいタイプのホテルになる」と話した。
ホテルは自社が所有していた敷地2112・03平方㍍に、W造2階建て延べ840平方㍍を建設する。6㍍のヒノキ丸太をスクリーン状に並べた外観とエントランスが特徴。県産材を使用した木の香りが漂う、最大4・6・8人が宿泊できる3タイプの14客室を備え、別府湾を臨める「見晴らしデッキ」や駐車場などを整備する。設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京都、隈研吾代表)が、施工は菱甲産業が行う。同ホテルは、隈研吾氏が県内で設計する建築物としては8ヵ所目となる。建設・事業費は非公表。
式には、長野恭紘市長や設計・施工関係者ら約35人が出席。神事では、施主で菱甲産業グループ、大九州自然エネルギー㈱の土谷幹男社長がカマを、隈代表がクワを、菱甲産業の土谷卓副社長が雨宮敏夫担当部長を持ち手にクイを打ち込み、関係者が玉串をささげて工事の無事完成を祈願した。
式後、施主を代表して土谷社長が「ホテルは『隈イズム』があふれる、素晴らしいものになると確信している。開業日は当社の60周年記念に合せて計画を進めている。家族みんなでお越しいただける唯一無二のホテルを、工期内で無事に完成させたい」と決意を述べ、設計者の隈代表が「森のエネルギーを感じられる、見たことのないデザインに取り組んだ。日本を代表する温泉地で、まるで自分の家に帰ってきたような感覚になれる、新しいタイプのホテルになる」と話した。