大分建設新聞

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稚アユ350キロ放流 臼杵支部が協力無料

社会貢献・人材育成県南地区
2024年04月30日
 大建協臼杵支部は先に、臼杵河川漁業協同組合(疋田忠公組合長)、県中部振興局、臼杵市役所との共催で、臼杵川や末広川、乙見ダム周辺などに体長約10㌢ほどの稚アユ約350㌔(約3万5000匹)を放流した。7月1日のアユ漁解禁のころには約20㌢ほどに成長する。
 放流は臼杵支部が、河川工事などで世話になっている臼杵河川漁協に対しお礼の意味と河川環境保護、水面漁業の振興を目的に、十数年前から毎年この時期に実施している。今年も、臼杵川上流域の乙見ダム周辺や障子岩付近などのほか、末広川流域の岳谷など10カ所で、佐伯市の番匠川漁協から買い付けた稚アユを放流した。
 臼杵川の臼杵石仏広場では、近所の市立下南こども園の4~5歳児29人に、疋田組合長が「川にはいろいろな魚がいるので、きれいにしてください。一人で近付かないように」と呼び掛けた後、園児と一緒になり、「大きくなーれ」と呼び掛けバケツに入った稚魚を放流した。大建協臼杵支部からは、戸上新次副支部長と吉田龍弘理事の2人が、園児の放流を手伝った。
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