由布市挾間で説明会 東九州新幹線構想無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年03月27日
県は18日、由布市の挾間公民館(はさま未来館)で東九州新幹線計画を中心に、広域ネットワーク研究会による中九州横断道路、豊予海峡ルートについての構想を説明した。地元の理解と機運を盛り上げるため開かれ、由布市民のほか大分市民らも加え約20人が出席した。
東九州新幹線は、福岡市を起点に大分市、宮崎市を経由して鹿児島市を終点とするルートで、同路線は既に1973年国の基本計画路線に決定しているが、整備計画への格上げまでには至っていない。
この日は県交通政策課職員が日豊本線ルートや、久大本線ルートの比較調査について説明。所要時間、概算事業費、需要、費用対効果の試算の結果を示した。所要時間では両ルートともあまり変わらないとし、概算事業費では久大本線ルートがトンネルが多いため4億円高く、費用対効果については日豊本線ルートがやや指標が高いが、いずれも便益が費用を上回っている。
並行在来線については課題としており、九州新幹線(西九州ルート)での取り組み例が紹介された。東九州自動車道の4車線化や中九州横断道路、中津日田道路の利用が期待されることや、豊予海峡ルートの効果も取り上げられた。
出席者からは久大本線を希望する声が出たほか、整備計画に格上げするため機運醸成をより図るべきなどの意見が出された。
説明会は1月31日の日田市からスタートし、6カ所目となる27日の竹田市開催で終了した。
東九州新幹線は、福岡市を起点に大分市、宮崎市を経由して鹿児島市を終点とするルートで、同路線は既に1973年国の基本計画路線に決定しているが、整備計画への格上げまでには至っていない。
この日は県交通政策課職員が日豊本線ルートや、久大本線ルートの比較調査について説明。所要時間、概算事業費、需要、費用対効果の試算の結果を示した。所要時間では両ルートともあまり変わらないとし、概算事業費では久大本線ルートがトンネルが多いため4億円高く、費用対効果については日豊本線ルートがやや指標が高いが、いずれも便益が費用を上回っている。
並行在来線については課題としており、九州新幹線(西九州ルート)での取り組み例が紹介された。東九州自動車道の4車線化や中九州横断道路、中津日田道路の利用が期待されることや、豊予海峡ルートの効果も取り上げられた。
出席者からは久大本線を希望する声が出たほか、整備計画に格上げするため機運醸成をより図るべきなどの意見が出された。
説明会は1月31日の日田市からスタートし、6カ所目となる27日の竹田市開催で終了した。