大分建設新聞

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20人が即戦力で巣立つ 佐伯高技専で修了式無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年03月15日
 県立佐伯高等技術専門校で14日、2023年度修了式があった。所定の1年間の訓練を終えた19~67歳の20人が希望に燃えて学びやを巣立った。
 中津留康夫校長が各科代表に修了証書を手渡し「人手不足の中、皆さんには地元企業から即戦力として期待が高まっている。本校で学んだことを糧にして、立派な技能者、職業人としてさらなるステージでの活躍に期待する」と式辞。甲斐昭臣佐伯公共職業安定所長、谷川憲一佐伯商工会議所会頭らが祝辞を述べて激励した。
 修了生を代表して、佐伯市内の医療関係に就職が決まったオフィスビジネス科の辻真望(まなみ)さん(25)=佐伯市=が「社会に出て行く私たちには、1年間はかけがえのない経験となった。これからは感謝と謙虚な心を持って、ここで学んだ姿勢を忘れずに一層まい進していく」と答辞を述べた。
 今年は機械加工科1人(うち女性0人)、オフィスビジネス科9人(同7人)、建築科10人(同3人)。同校では「修了式時点での就職率は全体で約80%。最終的には前年並みの約96%程度になりそうだ」と話している。
 同校の訓練期間は1年間。知識や技能の習得や各種資格の取得を目指し、就職につなげている。
 現在、新年度の訓練生を募集。31日(日)にオープンキャンパスを計画している。
 問い合わせは、同校(℡0972〈22〉0767)まで。
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