坊ガツル湿原で野焼き 地域の触れ合い大切に〈九電グループ〉無料
社会貢献・人材育成久大地区
2024年03月14日
九州電力グループの九電みらい財団(福岡県、辻慎一代表理事)は9日、くじゅう地区住民やグループ企業などと協力し、くじゅう連山の坊ガツル湿原で野焼きを行った。湿原の植生保護を目的に毎年実施しており、九州電力㈱の早田敦副社長や大分支店社員、OBなど145人が参加し作業に汗を流した。
竹田市と九重町にまたがる平治岳や三俣山などの山々に囲まれた坊ガツル湿原は、標高約1270㍍の場所に位置する草原53㌶の湿地帯。貴重な高山植物などが生息する、国際的に重要な湿地を保護する「ラムサール条約」の登録湿地にもなっている。ミヤマキリシマ、ノハナショウブなどの美しい花々が楽しめるため登山客も多い。野焼き面積は33㌶で、今回で25回目。
当日は小雪と風が舞う中での作業となった。出発式で中村直樹九州電力大分支店長が「活動は地域の方と触れ合う貴重な機会でもある。火を扱う作業であること、また登山道を利用する方にも十分気を付けて作業を」とあいさつ。
その後、各班に分かれて持ち場に移動し、消火手順や風の向き、周囲の安全を確認した後に、火入れ責任者の指示のもと枯草に点火。炎が湿原を滑るように広がり、約2時間ほどで辺り一面を焼き尽くした。
竹田市と九重町にまたがる平治岳や三俣山などの山々に囲まれた坊ガツル湿原は、標高約1270㍍の場所に位置する草原53㌶の湿地帯。貴重な高山植物などが生息する、国際的に重要な湿地を保護する「ラムサール条約」の登録湿地にもなっている。ミヤマキリシマ、ノハナショウブなどの美しい花々が楽しめるため登山客も多い。野焼き面積は33㌶で、今回で25回目。
当日は小雪と風が舞う中での作業となった。出発式で中村直樹九州電力大分支店長が「活動は地域の方と触れ合う貴重な機会でもある。火を扱う作業であること、また登山道を利用する方にも十分気を付けて作業を」とあいさつ。
その後、各班に分かれて持ち場に移動し、消火手順や風の向き、周囲の安全を確認した後に、火入れ責任者の指示のもと枯草に点火。炎が湿原を滑るように広がり、約2時間ほどで辺り一面を焼き尽くした。