協栄工業がDX事例 大分市が経営セミナー無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年03月08日
大分市は工業連合会と共催で6日、市内で企業経営者を対象に経営に関するセミナーを開催した。経営者、企業関係者、一般などリモート参加も合わせて約40人が受講した。
セミナーに先立ち、安部省祐会長(㈱豊後木材市場社長)が「DXという言葉が飛び交っているが、内容をみんなが理解し、その先に進むにはどうするか。機械を導入しても、扱える人材がいないなど問題が多い。導入するために、どう問題を解決していくのかなど、今後の仕事の糧にしてほしい」とセミナーの趣旨と抱負を述べた。
「DX事例紹介」と題したセミナーでは、協栄工業㈱の大賀豊文社長が、会社の特徴、取り組みの成功と失敗例などを挙げ、業務効率化DXの成功のポイント▽業務全体のフローを整理し、カテゴリー分けする▽デジタル化経営戦略として、経営者の意思を持って優先順位をつける▽ボトムアップのチームマネジメントとリスキングで組織的変化を起こす-などを講義した。
最後に受講者から「デジタル化しても二重三重のチェックはしているのか」、「先輩社員、職人の『勘どころ』もデジタル化しているのか」などの質問が出され、大賀社長は「アナログは非効率ではあるが、必要不可欠な無駄=冗長性と捉えている。デジタル化しても、チェックは改革前同様。しかしミスは99・9%ない。仕事のマニュアルは、あえて文書ベースにしている」などと答えた。
大賀社長は「経営革新の一助になれるよう、自社の取り組みを紹介し、経営の革新やDXなど新しい事を進める上で大切なのは『軸』を持つこと。理念やビジョンという軸を持つことが経営革新の第一歩である」と語った。
セミナーに先立ち、安部省祐会長(㈱豊後木材市場社長)が「DXという言葉が飛び交っているが、内容をみんなが理解し、その先に進むにはどうするか。機械を導入しても、扱える人材がいないなど問題が多い。導入するために、どう問題を解決していくのかなど、今後の仕事の糧にしてほしい」とセミナーの趣旨と抱負を述べた。
「DX事例紹介」と題したセミナーでは、協栄工業㈱の大賀豊文社長が、会社の特徴、取り組みの成功と失敗例などを挙げ、業務効率化DXの成功のポイント▽業務全体のフローを整理し、カテゴリー分けする▽デジタル化経営戦略として、経営者の意思を持って優先順位をつける▽ボトムアップのチームマネジメントとリスキングで組織的変化を起こす-などを講義した。
最後に受講者から「デジタル化しても二重三重のチェックはしているのか」、「先輩社員、職人の『勘どころ』もデジタル化しているのか」などの質問が出され、大賀社長は「アナログは非効率ではあるが、必要不可欠な無駄=冗長性と捉えている。デジタル化しても、チェックは改革前同様。しかしミスは99・9%ない。仕事のマニュアルは、あえて文書ベースにしている」などと答えた。
大賀社長は「経営革新の一助になれるよう、自社の取り組みを紹介し、経営の革新やDXなど新しい事を進める上で大切なのは『軸』を持つこと。理念やビジョンという軸を持つことが経営革新の第一歩である」と語った。