大分建設新聞

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再活用策まとめる 旧野津高の跡地施設〈臼杵市〉無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年03月05日
 臼杵市が旧野津高校の跡地(野津町野津市)に整備した施設の再活用の在り方を検討する「市民会議」の最終会議が3日、現地で開かれた。これまでの会議で事業提案を受けた普通教室棟、福祉実習棟、体育館・柔剣道場、グラウンド・テニスコート・プールの4カ所について、4班に分かれたワークショップで振り返り、それぞれの具体的な活用策をまとめ、参加者それぞれの「自分なりの活用策」を述べた。
 会議は市民の幅広い意見を反映させるのが目的で、一般公募に応募した9人と農業、商工、スポーツなど各種団体からの推薦者14人の計23人で構成。2月4日に開かれた初回は方向性や課題などについて意見を交わし、第2、3回は施設利用に興味のある市内外12の企業、団体によるプレゼンテーションが行われた。
 中野五郎市長は「野津地域の活性化に向け、市民の意見を(市の管理職11人で構成する)旧野津高跡地再活用検討委員会に諮って、施設の目的などを定めた再活用方針を決め、5日から始まる3月議会に提案したい」と述べた。
 【メモ】施設は校舎を県から購入して整備。地域交流拠点「大分+学園」が開業したが、経営不振で昨年2月に事業を停止している。
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