県建設業協会杵築日出支部（上野公則支部長）の日出地区会員は２日、地域貢献活動の一環で、日出町の町道神田柏川線、約３００㍍の区間で草刈りや清掃などの奉仕活動を行った。会員16社と協力会社２社から、約40人が参加した。
　黒岩公園で行われた出発式では、上野支部長が「われわれ建設業は、災害発生時には一致団結して日出町の財産を守らねばならない役割を背負っている。日常生活でも同様だ。活動は周囲の安全に配慮し、気を付けて作業に当たってほしい」とあいさつ。
　続けて本田博文町長が「能登半島地震の被災地でも復旧のため、また町でも安心安全なまちづくりのために、皆さま建設業の力は必要不可欠。今後ともよろしくお願いしたい」など感謝の言葉を述べた。
　その後、作業の注意事項などの説明があり２班に分かれて現場へ移動。速見インターへと続く町道神田柏川線の約３００㍍区間で、道路沿いに生えた支障木を重機で伐採して搬出、また草刈り機で沿道の草を刈るなどの作業に約３時間汗を流した。
　同支部では年に数回、杵築、日出、山香・大田の各地区で地域貢献活動や、小規模集落に応援隊を派遣している。
　参加業者は次の通り。
▽㈱昭和建設工業、㈱佐野土木建設、㈱上野建設、㈲岡山工務店、㈲クスダ開発工業、大分ＡＤＫＫ㈲、㈱ＩＴＯ建工、㈲大塚組、㈲城組、㈲角野建設、㈱日昇建設、㈲渡辺土木、㈲阿部工業、㈲荷宮電工、㈲日出クレーン工業、㈲吉弘建設、㈲ＮＫリース、㈱別大警備保障。