別府市内竈に防災倉庫 3カ所目、落成式〈別府市〉無料
行事・講習会・表彰別国地区
2024年02月09日
別府市が2023年7月から建設を進めていた内竈防災備蓄倉庫(市内竈字川原田1496―1)が完成し、7日現地で落成式が開かれた。施設は市内3カ所目の防災備蓄倉庫で、災害発生時に必要な物資の保管拠点として活用される。
備蓄倉庫は、県道218号鉄輪亀川線に近い「内竈コミュニティーセンター」のグラウンド敷地内に建設された。規模はS造平屋286平方㍍。倉庫内の棚には、県が定める備蓄物資主要4品目(主食・副食・飲料水・毛布)のほかに、簡易トイレ、段ボールベッド、発電機などが順次格納される。
設計はアーキ未来設計企業組合、施工は㈱大分みらい建設、電気設備は㈲河野電気工事、給排水衛生設備は㈱イシダ(いずれも別府市)がそれぞれ請け負った。工期は23年7月~24年1月まで、事業費は7700万円。
市は、今後の発生確率が高いとされる南海トラフ巨大地震に備えるべく、21年度から防災備蓄倉庫整備事業に着手した。市内各地域の人口や物資の輸送道を検討し、市内3カ所に分散しての防災備蓄倉庫の整備を進め、22年度に市男女共同参画センター「あす・べっぷ」体育館の改修、鉄輪地獄地帯公園に併設した倉庫を新築している。倉庫の整備事業は、今回の内竈の防災備蓄倉庫新設で完了となる。総事業費は設計・工事費で2億7200万円。
落成式には、発注者の長野恭紘市長をはじめ、加藤信康市議会議長、施工各社の代表、地域住民など35人が出席した。テープカットで完成を祝った後、長野市長が元日に発生した能登半島地震の被災者へ哀悼の言葉を述べ、「素晴らしい施設の完成に感謝。災害に強いまちづくり、安全安心機能の充実を今後も進めていく」とあいさつした。
備蓄倉庫は、県道218号鉄輪亀川線に近い「内竈コミュニティーセンター」のグラウンド敷地内に建設された。規模はS造平屋286平方㍍。倉庫内の棚には、県が定める備蓄物資主要4品目(主食・副食・飲料水・毛布)のほかに、簡易トイレ、段ボールベッド、発電機などが順次格納される。
設計はアーキ未来設計企業組合、施工は㈱大分みらい建設、電気設備は㈲河野電気工事、給排水衛生設備は㈱イシダ(いずれも別府市)がそれぞれ請け負った。工期は23年7月~24年1月まで、事業費は7700万円。
市は、今後の発生確率が高いとされる南海トラフ巨大地震に備えるべく、21年度から防災備蓄倉庫整備事業に着手した。市内各地域の人口や物資の輸送道を検討し、市内3カ所に分散しての防災備蓄倉庫の整備を進め、22年度に市男女共同参画センター「あす・べっぷ」体育館の改修、鉄輪地獄地帯公園に併設した倉庫を新築している。倉庫の整備事業は、今回の内竈の防災備蓄倉庫新設で完了となる。総事業費は設計・工事費で2億7200万円。
落成式には、発注者の長野恭紘市長をはじめ、加藤信康市議会議長、施工各社の代表、地域住民など35人が出席した。テープカットで完成を祝った後、長野市長が元日に発生した能登半島地震の被災者へ哀悼の言葉を述べ、「素晴らしい施設の完成に感謝。災害に強いまちづくり、安全安心機能の充実を今後も進めていく」とあいさつした。