初のDX技術災害対応 能登半島地震〈九州地整〉無料
行政・統計・データ全国・県外
2024年02月05日
九州地方整備局は、令和6年能登半島地震で大きな被害を出した北陸地方にデジタル技術を用いたTEC―FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣、世界初となる空間再現ディスプレーを用いて鮮明な立体映像による情報共有を整備局と国土交通本省間で実施した。これにより今までよりはるかに多くの情報を得られるという。また、全国の整備局でも初となるAIを活用してドローンで撮影した写真から自動的に点群データ、3Dモデル、オルソモザイク写真、DSM(数値表層モデル)などを生成するシステムを使用、職員の負担軽減と迅速な対応を両立させた。さらにAIなどで作成した3Dデータを、現地で人命救助活動を行う消防関係者に提供するなど全面的なバックアップも展開中だ。