舗装修繕でICT活用 朝日工業テクノス無料
製品・技術・企業県北地区
2024年01月30日
3月24日に開通が決定した中津日田道路の一部となる「三光本耶馬渓道路」田口IC―青の洞門・羅漢寺IC間(L=5・3㌔)。その青の洞門・羅漢寺ICがある跡田地区で同道路の舗装工事などをする朝日工業テクノス㈱(大分市)は、ICと接続する国道500号の舗装修繕をICT切削オーバーレイ工で行った。
同工法は、ICTを活用して起工測量から3次元設計データの作成と施工、出来形データの納品までを行い、すり減った古い舗装表面を削る切削工と、削った上に新しい舗装をするオーバーレイ工という2種類の工法を一緒に行う。
熟練オペレーターが必要なくなることで、人員の削減や測量など人がしていた作業をICT機器が代替することで生産性と品質向上につながる。県内での施工実績はあまりなく、同社でも2例目の施工になるという。
現地では、大型ICT切削機がトータルステーションからの設計データを受信しながら、自機の位置と削る高さを自動で確認しながら作業。今までは舗装を削るたびにレベルと巻き尺を使って計測をしていたそうで、ICT施工によって人的負担が大幅に減り、ミリ単位精度の実現と平坦性向上にもなる。
測量などで㈱アクティオ、ICT切削機の操作などで㈱A・Qコーポレーションが協力をした。
現場代理人の衛藤雅史さんは「今までは現道に出て測量することもあり、危険が伴っていた。今は歩道からできるので安全性も高い。事前準備の手間の削減、施工精度も大幅に向上している。今後も積極的に活用していきたい」と話した。
同工法は、ICTを活用して起工測量から3次元設計データの作成と施工、出来形データの納品までを行い、すり減った古い舗装表面を削る切削工と、削った上に新しい舗装をするオーバーレイ工という2種類の工法を一緒に行う。
熟練オペレーターが必要なくなることで、人員の削減や測量など人がしていた作業をICT機器が代替することで生産性と品質向上につながる。県内での施工実績はあまりなく、同社でも2例目の施工になるという。
現地では、大型ICT切削機がトータルステーションからの設計データを受信しながら、自機の位置と削る高さを自動で確認しながら作業。今までは舗装を削るたびにレベルと巻き尺を使って計測をしていたそうで、ICT施工によって人的負担が大幅に減り、ミリ単位精度の実現と平坦性向上にもなる。
測量などで㈱アクティオ、ICT切削機の操作などで㈱A・Qコーポレーションが協力をした。
現場代理人の衛藤雅史さんは「今までは現道に出て測量することもあり、危険が伴っていた。今は歩道からできるので安全性も高い。事前準備の手間の削減、施工精度も大幅に向上している。今後も積極的に活用していきたい」と話した。