県は、２月25日に宇佐市内の農業水利施設などを巡る親子バスツアーを開催する。バスツアーは、ダムや用水路など水土里資源が農業・農村に果たす役割について理解を深めることを目的に開催しており、今回、４年ぶりの開催となる。
　ツアーは、るるパーク（農業文化公園）内にある農業用ダム「日指（ひさし）ダム」、現在、ワイン用ブドウが生産されている「あじむの丘農園」、また、約１５０年間宇佐平野右岸側の農地を潤し続け、２０２１年に世界かんがい施設遺産に認定された広瀬井路の取水口「広瀬頭首工」などを巡る。ツアーでは、スイートピーの切り花体験やイチゴ狩りなど農業に触れるイベントも予定しており、子どもも楽しめる内容となっている。
　概要は次の通り。
▽開催日＝２月25日（日）午前８時50分集合、９時出発・午後４時帰着予定
▽集合場所＝大分駅要町バス駐車場（大分市要町ＪＲおおいたシティ東側）
▽参加費＝大人１０００円、子ども５００円（昼食・体験代込み）
　対象者は小学校４～６年生の児童とその保護者を含む家族で先着40人、申込締切は２月９日までとなっている。
　問い合わせは、県農村整備計画課（℡（０９７〈５０６〉３７０５〈担当御手洗〉）まで。