大分建設新聞

ニュース記事

3年生が研究発表会 日田林工、成長した力を披露無料

行事・講習会・表彰久大地区
2024年01月25日
 日田林工高校は19日、同校で建築土木科の課題研究発表会を行い、3年生と2年生78人が参加した。
 発表会は、3年生が自分たちで勉強の課題を見つけ、それを解決していくことを目的に、それぞれテーマごとに班をつくり研究を行ってきたことを発表する場。2年生はこれを傍聴、参考にして3年生になったときに生かすというもので、毎年開催されている。
 建築土木科学科主任の三笘晋也教諭が「この発表会で3年生は成長した力を披露、2年生は来年の課題研究につなげてほしい」とあいさつ。
 その後、テーマごとに①防災(土木)班「平成26年、平成29年九州北部豪雨の被害状況と対策について」、②都市計画(建築)班「丸山地区都市開発再考プラン(河川拡張整備事業に伴う都市の新しい在り方)」、③校内整備(土木)班「野球部ブルペン擁壁拡張工事」、④建築技能(建築)班「建築技能の研究」、⑤出前事業(合同)班の5班に分かれて発表した。
 防災班の土木科横尾嵩弥班長は「災害の怖さを知り、今後生活や仕事の場面でも防災について考えるきっかけができ、とても有意義な研究だった」と振り返った。
 終了後、中村高志教頭は「それぞれの班が自ら課題を設定し解決するこの研究は、社会に出てとても大切なことになる。この学びが将来役立てばと思う。おおむね各班しっかり研究をしているが、面白いアイデアを行政など関係機関に提案するなど、さらに深められると良かったと思うものもあった」と講評した。
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP