大分建設新聞

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社会的使命を果たす 大分支部、新年互礼会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年01月15日
 県建設業協会大分支部は11日、大分市内で2024年新年互礼会を開いた。足立信也大分市長、相馬尊重由布市長をはじめとした来賓と支部会員が出席し、新年へ向けて気持ちを新たにした。
 開会前に能登半島地震で亡くなった方へ黙とうをささげて、藤田三吉支部長が地震被害者へ哀悼の意を述べ、「支部は大分、由布両市の地域の守り手として、災害や各種公共・民間事業の推進に会員一同がそれぞれの持ち場で寄与している。私たちの積極的な行動が両市民の安全・安心な暮らしを確保できると考えている。経済もアフターコロナの時代を迎え、将来を担う若年労働者や後継者の確保が喫緊の課題であり、建設業のイメージアップ、ICT活用などの取り組みもしていく。そして国土強靱化、社会資本整備を着実に推進し、支部一丸となって社会的使命を果たしていく」とあいさつ。
 来賓の足立市長が「予想される災害に対して、避難・備蓄施設などを整備している。どの分野も人手不足であり、市役所も効率化を図って生産性を上げていく。そして今までの価値観に変化を持ち、無理のない計画を立てていかなければならない。皆さん、由布市と協力していく」、相馬市長が「ここ数年、毎年のように豪雨災害に見舞われている。支部の皆さんの支援、協力に感謝する。これからも道路、橋梁をはじめとするインフラの強靱化などをしていくので、ぜひ力添えをお願いする」、岸元和明大分土木事務所長が「今年も災害復旧事業の推進、国土強靱化関係の補正予算執行など、多くの公共事業への協力をお願いする。われわれも建設業界の長時間労働是正を支援していくので、皆さんも作業の効率化と生産性向上を図り、地域の守り手として未来へつながるようにしていこう」などと、それぞれ祝辞を述べた。
 渡辺淳一中部振興局長が「県内で災害が起きた時、地域を熟知し、人材と資機材を持つ建設業の力がなければ、復旧復興ができない。引き続き、支援と協力を」と音頭を取って乾杯。池辺雅文大分労働基準監督署長の発声で万歳三唱をして、会を締めくくった。
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