大分建設新聞

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2月3日 建築士会別府支部が講演会無料

お知らせ・その他別国地区
2024年01月10日
 県建築士会別府支部(籠田真一郎支部長)は2月3日、日出町中央公民館(速見郡日出町3891番地2)で、日出町歴史資料館館長の平井義人氏、日田市のY.O設計代表の養父信義氏を講師に迎え「襟江亭を未来につなぐ~唯一現存する殿様の風待ち茶屋~」と題した講演会を開く。
 演題の「襟江亭」は、日出町大神で寛文7(1667)年に日出藩三代藩主の木下延長公が建設したW造平屋の御茶屋跡。深江港から参勤交代に出る際の待機所、宿泊所として使われていた。当時は門前が海で、日吉丸(藩主が陸と本船とを移動するために使ったはしけ船)が乗りつけていたとされており、全国的に見ても極めて稀な建造物となっている。
 しかしながら町や県からの文化財指定は受けておらず、保存や修復などの活動が年々困難となってきている。同会・支部では15年以上、文化的価値、観光資源としても貴重な建築遺構を後世に遺すため活動を続けている。
 時間は午後2時~4時まで、入場は無料。講演会に関する問い合わせは(℡097〈532〉6607)まで。
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