企業が自己変革の一年に 新年祝賀互礼会〈県、大分市、商議所〉無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年01月05日
大分県、大分市、大分商工会議所の三者共催による新年祝賀互礼会が4日、大分市内のホテルで開かれた。新リーダーを含む代表者が人口減少や人手不足による企業の変革の年とするなど、新年の抱負を語った。
佐藤樹一郎知事、足立信也市長、吉村恭彰会頭ら約600人が出席。
能登半島地震の被災者に対し黙とうした後、佐藤知事は「年明けから、地震災害が発生し県にも保健師など派遣要請があった。県内では河川掘削、防災訓練やシステムの構築など防災対策をしっかり進めたい。また、経済対策では観光の魅力発信のほか、東九州新幹線や中九州横断道路の整備、豊予海峡ルートなど将来の大分が明るく希望の持てるものにしたい」とあいさつ。
続いて足立市長が「人口減少対策が急務だ。今の社会構造では将来、衰退の道をたどる可能性が高い。人を中心に社会を連結させて価値観の変化をつくる必要がある。希望を持った一年にしたい」と述べた。
一方、経済界は人手不足が最大の問題とした。吉村会頭は成長するために▽徹底した省力化(港湾事業の集中と無駄の排除、DX化の推進、オーバースペックの見直し)▽徹底した育成(自社の経営理念と将来像を社員全員で共有、必要スキルの取得支援、処遇改善)▽徹底した多様性(女性や深夜の外国人材の活用、副業)の三つのポイントを挙げて、挑戦しなければならないとして「これから社会構造は大きく変化する。企業は自己変革の挑戦が求められる。成長発展の登竜門となる年にしたい」と話した。
来賓紹介の後、北野正剛大分大学長の発声で万歳三唱、短時間の歓談を経て閉会した。
佐藤樹一郎知事、足立信也市長、吉村恭彰会頭ら約600人が出席。
能登半島地震の被災者に対し黙とうした後、佐藤知事は「年明けから、地震災害が発生し県にも保健師など派遣要請があった。県内では河川掘削、防災訓練やシステムの構築など防災対策をしっかり進めたい。また、経済対策では観光の魅力発信のほか、東九州新幹線や中九州横断道路の整備、豊予海峡ルートなど将来の大分が明るく希望の持てるものにしたい」とあいさつ。
続いて足立市長が「人口減少対策が急務だ。今の社会構造では将来、衰退の道をたどる可能性が高い。人を中心に社会を連結させて価値観の変化をつくる必要がある。希望を持った一年にしたい」と述べた。
一方、経済界は人手不足が最大の問題とした。吉村会頭は成長するために▽徹底した省力化(港湾事業の集中と無駄の排除、DX化の推進、オーバースペックの見直し)▽徹底した育成(自社の経営理念と将来像を社員全員で共有、必要スキルの取得支援、処遇改善)▽徹底した多様性(女性や深夜の外国人材の活用、副業)の三つのポイントを挙げて、挑戦しなければならないとして「これから社会構造は大きく変化する。企業は自己変革の挑戦が求められる。成長発展の登竜門となる年にしたい」と話した。
来賓紹介の後、北野正剛大分大学長の発声で万歳三唱、短時間の歓談を経て閉会した。