ホーバー現場など見学 体験学習会〈鶴工高〉無料
社会貢献・人材育成大分地区
2023年12月14日
県土木建築部は7日、鶴崎工業高校(下堀法彦校長)の建築科1年生36人を大分空港ホーバークラフト旅客ターミナル(駄原)と道の駅「たのうらら」(神崎)に招いて現場体験学習会を開いた。
学習会は、県内建設産業従事者の高齢化などで若い担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、若年層に建設業への関心を深めてもらおうと土木建築学科を持つ高校の生徒を対象に開催しているもの。
大分空港ホーバーターミナルでは、県土木建築部施設整備課の平清朗課長補佐から現場での注意事項を説明された後、災害時に1次避難所になるという展望台や、森林をイメージしてデザインされた旅客ターミナル施設などを見学。艇庫ではホーバークラフトを実際に見て、運航会社の大分第一ホーバードライブ㈱の小田典史社長から艇の機能などを聞いた。
その後、生徒たちは同市神崎に移動し、道の駅「たのうらら」を施工中の工事現場を訪れ、㈱佐伯建設の広瀬一寛現場責任者から工事の概要などを聞き、工事中の施設内を見学、説明を受けた。
午後は高校に戻り、㈱神力設計の花宮亮代表取締役が「建築設計の仕事について」、県土木建築部建築住宅課の森﨑良太技師が「行政建築技術者の仕事について」、㈱末宗組の野上伶奈さんが「建設業における女性活躍について」と題してそれぞれ講話し、生徒たちは熱心に聞いていた。
学習会を終えた生徒たちからは「どの現場でも建物の細部に至るまで丁寧な説明で、建築の仕事に対するイメージがより明確になった」、「建設業界で働く3人の方の講演を聞き、建設業といってもさまざまな業種、職務内容があることが分かった」、「授業からの知識ではなく、現場で新たな気付きを得た」、「(きょうの見学会を)普段の授業やインターンシップ、最終的な進路選択に生かしたい」など、将来の選択肢を広げる感想が目立った。
引率した亀井洋輝教諭は今回の現場見学会を「生徒たちが実際の現場を自分の目で見ることでいろいろな気付きがあった。さらに興味や関心を高め、意欲的になっている生徒が多く出た。建築業界の未来に大きく期待できる内容で意義ある企画だ」と高く評価した。
学習会は、県内建設産業従事者の高齢化などで若い担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、若年層に建設業への関心を深めてもらおうと土木建築学科を持つ高校の生徒を対象に開催しているもの。
大分空港ホーバーターミナルでは、県土木建築部施設整備課の平清朗課長補佐から現場での注意事項を説明された後、災害時に1次避難所になるという展望台や、森林をイメージしてデザインされた旅客ターミナル施設などを見学。艇庫ではホーバークラフトを実際に見て、運航会社の大分第一ホーバードライブ㈱の小田典史社長から艇の機能などを聞いた。
その後、生徒たちは同市神崎に移動し、道の駅「たのうらら」を施工中の工事現場を訪れ、㈱佐伯建設の広瀬一寛現場責任者から工事の概要などを聞き、工事中の施設内を見学、説明を受けた。
午後は高校に戻り、㈱神力設計の花宮亮代表取締役が「建築設計の仕事について」、県土木建築部建築住宅課の森﨑良太技師が「行政建築技術者の仕事について」、㈱末宗組の野上伶奈さんが「建設業における女性活躍について」と題してそれぞれ講話し、生徒たちは熱心に聞いていた。
学習会を終えた生徒たちからは「どの現場でも建物の細部に至るまで丁寧な説明で、建築の仕事に対するイメージがより明確になった」、「建設業界で働く3人の方の講演を聞き、建設業といってもさまざまな業種、職務内容があることが分かった」、「授業からの知識ではなく、現場で新たな気付きを得た」、「(きょうの見学会を)普段の授業やインターンシップ、最終的な進路選択に生かしたい」など、将来の選択肢を広げる感想が目立った。
引率した亀井洋輝教諭は今回の現場見学会を「生徒たちが実際の現場を自分の目で見ることでいろいろな気付きがあった。さらに興味や関心を高め、意欲的になっている生徒が多く出た。建築業界の未来に大きく期待できる内容で意義ある企画だ」と高く評価した。