大分建設新聞

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市内3ヵ所で点検 日田支部、年末安全パト無料

行事・講習会・表彰久大地区
2023年12月08日
 大建協日田支部(河津龍治支部長)は7日、市内3カ所の工事現場で年末安全パトロールをした。日田労働基準監督署、日田土木事務所、日田市、協会支部員など12人が参加。
 パトロールは2班に分かれ、1班は日田土木・日田市発注の市内天神町の国道212号拡幅および関連工事(花月バイパス・施工は崔本土建㈱、㈱下徳産業、トウブ建設㈱)を、ほかの1班は日田土木発注の国道212号大山町東大山の橋梁耐震補強工事(施工は㈱川浪組)と、同発注の西大山大野日田線大山町西大山の災害防除工事(施工は㈱大山)の2カ所を点検した。
 それぞれの現場で施工会社が安全衛生管理や整理整頓、環境衛生に取り組んでいるか、重機などの災害防止策を万全にしているかなど、52項目に及ぶチェックを入念に行った。
 河津支部長は「今年は、電線を傷つけるなどの公衆災害が起きている。本年梅雨期大雨の災害復旧工事が本格的に始まる前に、このことを十分反省し、きょうの取り組みが無事故無災害につながるよう、しっかり点検して支部員にフィードバックしていきたい」と呼びかけた。
 巡回後、2班は日田建設業会館に戻り、講評が行われた。全体的に良好としつつ、参加者からは「一部鉄筋がむき出しになっていたところがあったので、現場代理人に防護柵をするよう求めたら、即座に対応してくれた」や「作業足場で墜落防止用の手すりと足場板の間に空間があったので改善を促した」などの意見があった。
 最後に河津支部長は「安全対策の注意点については支部員と情報共有し、すぐに対応できるよう改善を続けたい」と語った。
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