大分建設新聞

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次世代経営者が集う 15日にイベント開催無料

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2023年12月05日
 地域建設業の次世代経営者が集い、地域の未来を問うイベントが東京国際フォーラムとオンラインの共催で15日に開かれる。メイン講師は京都大学の藤井聡教授で、主催は新建新聞社。
 イベントでは、藤井教授が「地域建設業のこれからと、取り組むこと」をテーマに地域建設業が進むべき道、捉えておくべき未来、地域建設業こそが為せる社会への貢献について話すほか、地域建設業として活躍する全国のトップランナーも登壇。さらに地域建設業の未来についてパネルディスカッションも行なう。
 登壇するトップランナーは▽毎年平均17人の新卒採用を実現し、まちづくりなどで事業領域の拡大されている、富山県の塩谷建設㈱から塩谷洋平社長◇重機を35台保有して直工部隊を持ち、起工測量から施工まですべて内製でICT化、さらに青年部会長を務める山梨県建協主催の建設祭りには4000人を動員した、山梨県の湯澤工業㈱から湯澤信社長◇採用時には毎年500名ほどの応募があり、その中から毎年10人を採用し続け、独自工法の開発とその全国展開、M&Aなどを行なう、山口県の㈱コプロスから宮﨑隆司専務◇登録数1・6万人のユーチューブチャンネルを運営することで活発な採用とDX推進を実現し、土木学会では建設業の魅力発信委員会で魅力発信部部長に就任している山形県の㈱新庄砕石工業所から柿﨑赳取締役管理部長―の4人。
 イベントでは交流会もあり、講師はもちろん、参加者全員がつながり、悩みや課題なども共有できる場とする。
 事務局では「地域建設業は今後、価値観の変化を捉え、インフラ整備の重要性を社会に伝え『人』を確保し育成し、デジタルを含めた生産性向上を実現していく必要がある。そのためにどんなことに取り組めばいいのか、成功例やヒントを聞くとともに、参加者同士で課題を共有し、未来をつくる場。今回は第1回目で、継続して実施していきたい」とする。
 リアルでの開催地は東京国際フォーラム。オンラインと併用で実施するほか、後で見逃し配信も予定している。詳細はホームページ(「新建未来を問う」で検索)で参照を。
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