稲作の認識を深める 臼杵南小児童がダム見学〈中部振興局〉無料
社会貢献・人材育成県南地区
2023年11月30日
中部振興局は11月28日、稲作の勉強をしている臼杵南小学校(臼杵市掻懐〈かきだき〉、後藤裕之校長)の6年生9人を対象に、1968年に治水のほか農業用水の取水などの多目的ダムとして完成した乙見ダム(同市乙見、重力式コンクリートダム)と、隣接する土づくりセンター(同市野津町八里合)の見学会をした。子どもたちは、両施設でそれぞれの役割などを聞き、さまざまな体験をして、改めて稲作に対する認識を深めた。
乙見ダムでは、同局職員がダムの役割、種類、施設の概要を説明。「ダムは水をせき止めるために造られたもので、高さが15㍍以上のもの。それより低いものは「堰」「ため池」と呼ばれている。ダムの役割は大きく分けて、降雨時に川の水量を調整する治水のほか、雨が降らない時に、発電や飲み水のほか農業用水として安定して利用する利水がある。また、ダムの種類は、治水ダム、農業用ダム、水力発電のほか、治水と利水にも頑張る多目的ダムがある」―と説明。模型を使ってダムが「無し」と「有り」では、大きな違いがあることを体験した。
施設見学では、ダムの操作室を見た後、堤体の上からゲートや放水管、水と一緒に流れて来た土砂がたまった堆砂の様子を見た。堆砂を取り除くため、日光工業㈱が施工中の「5合理化〈長〉乙見ダム堤内土砂撤去工事」現場で、重機の操作体験をして乙見ダムの見学を終え、土づくりセンターに移動して、同施設について学んだ。
乙見ダムでは、同局職員がダムの役割、種類、施設の概要を説明。「ダムは水をせき止めるために造られたもので、高さが15㍍以上のもの。それより低いものは「堰」「ため池」と呼ばれている。ダムの役割は大きく分けて、降雨時に川の水量を調整する治水のほか、雨が降らない時に、発電や飲み水のほか農業用水として安定して利用する利水がある。また、ダムの種類は、治水ダム、農業用ダム、水力発電のほか、治水と利水にも頑張る多目的ダムがある」―と説明。模型を使ってダムが「無し」と「有り」では、大きな違いがあることを体験した。
施設見学では、ダムの操作室を見た後、堤体の上からゲートや放水管、水と一緒に流れて来た土砂がたまった堆砂の様子を見た。堆砂を取り除くため、日光工業㈱が施工中の「5合理化〈長〉乙見ダム堤内土砂撤去工事」現場で、重機の操作体験をして乙見ダムの見学を終え、土づくりセンターに移動して、同施設について学んだ。