ＮＥＸＣＯ西日本九州支社は14日、大分高速道路事務所で冬の高速道路での降雪時に出動する雪氷作業車の安全祈願祭と出動式を開いた。同支社のほか県警本部の高速道路交通警察隊、関係業者など約70人が出席した。作業車の出動は20日から来年３月31日まで実施される。
　安全祈願祭では、関係者が手を合わせて期間中の安全な雪氷対策作業の無事を祈った。続いての出動式で、同事務所の稗田政和所長が「長期気象予測では例年より今年は比較的暖かく、降雨量が少ないといわれているが、気象は急変することがあり、その際には慌てることなく日頃培った技術を発揮してもらいたい。冬用タイヤ規制も継続するほか、大雪の場合は予防的通行止めも行う。一丸となって安全安心の確保に努めてもらいたい」と訓示した。
　この後、雪氷作業車４台が凍結防止剤を散布しながら、同事務所構内を一周するデモンストレーションが行われた。