火薬の事故防止研修 東九州道臼杵トンネル現場で無料
行事・講習会・表彰県南地区
2023年11月17日
県火薬類保安協会(会長・藤田新八㈱平和建設会長)は9日、東九州自動車道臼杵トンネル(L=3531㍍)の工事区間にある、臼杵市吉小野―同前田(L=1933㍍)の4車線化トンネル新設現場で研修会を開いた。施工中の鹿島・梅林JV、県市町村消防関係者、協会登録講師、保安指導員など38人が参加。
研修は、普段立ち入れないトンネル工事現場を見て、安全管理と日常業務や保安指導の重要性を共有し、安全意識の維持や向上を図るのが目的。
藤田会長が「本日の研修会が、県内の火薬事故の防止に有意義なものになるように。またこの研修を機会に消防関係の方にも資格を取っていただきたい」、都甲卓哉県消防保安室主事が「年に1回の貴重な研修で、学んだ事を普段の業務に生かせるようにしたい」と、それぞれあいさつ。
鹿島・梅林JVの福永義行工事現場事務所長から「油断で事故は起きやすい。現場では事故がないようにしていきたい。今日は『トンネルずり』(注)の搬出などの車両の通行で足元に気を付けて、安全に見学してほしい」など注意事項が示された。
現場研修では、JVの永井享生事務次長から工事概要を聞いた後、実際にトンネル坑内に入り、詳しく説明を受けた。
NEXCO西日本高速道路㈱発注の臼杵トンネルは、延長が3531㍍、幅員は片側1車線の約12㍍、橋梁(橋台、橋脚各2基)。工期は2025年4月13日まで。(角田美穂)
【メモ】トンネルずり=トンネルの掘削や鉱山の発掘で、発破などによって生じる岩石の屑のこと。
研修は、普段立ち入れないトンネル工事現場を見て、安全管理と日常業務や保安指導の重要性を共有し、安全意識の維持や向上を図るのが目的。
藤田会長が「本日の研修会が、県内の火薬事故の防止に有意義なものになるように。またこの研修を機会に消防関係の方にも資格を取っていただきたい」、都甲卓哉県消防保安室主事が「年に1回の貴重な研修で、学んだ事を普段の業務に生かせるようにしたい」と、それぞれあいさつ。
鹿島・梅林JVの福永義行工事現場事務所長から「油断で事故は起きやすい。現場では事故がないようにしていきたい。今日は『トンネルずり』(注)の搬出などの車両の通行で足元に気を付けて、安全に見学してほしい」など注意事項が示された。
現場研修では、JVの永井享生事務次長から工事概要を聞いた後、実際にトンネル坑内に入り、詳しく説明を受けた。
NEXCO西日本高速道路㈱発注の臼杵トンネルは、延長が3531㍍、幅員は片側1車線の約12㍍、橋梁(橋台、橋脚各2基)。工期は2025年4月13日まで。(角田美穂)
【メモ】トンネルずり=トンネルの掘削や鉱山の発掘で、発破などによって生じる岩石の屑のこと。