大分建設新聞

ニュース記事

森林の役割知って 塚原小で教室無料

社会貢献・人材育成大分地区
2023年11月14日
 県中部振興局は9日、由布市立塚原小学校で「移動もりりん教室」を開催した。講師は農林基盤部治山林道第1班の村上奏太技師と農山漁村振興部林業木材椎茸班の山田康裕主幹が務め、4~6年生の8人に①森林と林業の現状②森林の持つ多様な機能③山地災害の発生現象④治山施設が果たしている役割―などを「もりりんランド」を使って分かりやすく説明した。
 児童からは「木を伐採して使うことが森を守ることにつながると分かった。これからは色々なところで木を使うことで森を守っていきたい」、「身近に土砂崩れが起こりやすい危険な場所があることが分かったので、いざというときのために、家族とも話して備えておこうと思った」などの感想が寄せられた。
 【メモ】「もりりんランド」とは、手入れの行き届いた森林と荒廃した森林の違いや、森林の持つ公益機能の再現、土石流や森林崩壊などの現象に対する治山施設の果たす役割などを分かりやすく実演できる模型で、大分県が全国で初めて作成した。
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