「家島命山」が完成 地域住民ら招き記念式典〈大分市〉無料
行事・講習会・表彰大分地区
2023年11月09日
大分市が別府湾に面した家島緑地内に整備していた津波避難所「家島命山」が完成、6日記念式典と見学会が現地で開かれた。足立信也市長をはじめ市議会議員、大分東警察署、消防団、地域住民、保育園児ら約80人が出席した。
式典では足立市長が「家島地区には緊急避難用の高いビルがあまりないため、400人が避難できるものを造らせていただいた。住民の皆さんは何より常日頃の訓練が大事。この施設に慣れ親しみ命を救う行動を取って取ってもらいたい。どう利用するかにかかっている」などとあいさつした。二宮博市議会議長、阿部邦彦・家島自治委員がそれぞれ来賓あいさつした。
家島命山は、高さ10㍍の人工高台で避難スペースは400平方㍍、頂上部分にはテントや簡易トイレなどを備えており、地震や自然災害発生時には約400人が避難できるという。家島地区沿岸部の標高は約2~4㍍だが、南海トラフ地震の最大津波高は3・6㍍と想定されており、同地区には津波避難ができるビルが少ないため人工高台を築造していた。
式典終了後には見学会が開かれ、地域住民が興味深そうに市職員から説明を受けていた。
家島命山の設計は㈱建設コンサルタントサニー、施工は㈱センコー企画・㈱ティー・シージャパンJVが請け負った。工事費は約2億1500万円。
式典では足立市長が「家島地区には緊急避難用の高いビルがあまりないため、400人が避難できるものを造らせていただいた。住民の皆さんは何より常日頃の訓練が大事。この施設に慣れ親しみ命を救う行動を取って取ってもらいたい。どう利用するかにかかっている」などとあいさつした。二宮博市議会議長、阿部邦彦・家島自治委員がそれぞれ来賓あいさつした。
家島命山は、高さ10㍍の人工高台で避難スペースは400平方㍍、頂上部分にはテントや簡易トイレなどを備えており、地震や自然災害発生時には約400人が避難できるという。家島地区沿岸部の標高は約2~4㍍だが、南海トラフ地震の最大津波高は3・6㍍と想定されており、同地区には津波避難ができるビルが少ないため人工高台を築造していた。
式典終了後には見学会が開かれ、地域住民が興味深そうに市職員から説明を受けていた。
家島命山の設計は㈱建設コンサルタントサニー、施工は㈱センコー企画・㈱ティー・シージャパンJVが請け負った。工事費は約2億1500万円。