下郡工区など現場見学 大分工高生、関心深める無料
社会貢献・人材育成大分地区
2023年11月07日
県土木建築部は2日、大分工業高校(大分市)土木科1年生40人を対象に、市内の庄の原佐野線と大分港RORO船ターミナルの工事現場で体験学習会を行った。生徒たちは大規模な工事現場を見学、建設業界そして地元企業への興味関心を深めた。
県は、建設就業者の高齢化と若年入職者の減少のため、担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、工業系の高校生に実際の建設現場を体験させる見学会を業界協力のもとに実施している。建設業に対する関心を深め、将来の就労先として意識してもらい、業界の担い手確保につなげるのが目的だ。
始めに訪問したのは、現在下郡で大規模工事中の庄の原佐野線・下郡工区。現場では、施工を担当している㈱平和建設の上野剛現場代理人が工事の概要について説明を行い、現場を案内した。現在行っているP9橋脚のフーチング工、コンクリート打設後の状況などを間近で見学したほか、上野さんは同校のOBでもあることから「道路が出来上がっても、その完成前に、この建設中の現場に来た体験を忘れないでほしい」と生徒たちへ語り掛けた。
続けて、同じ庄の原佐野線下郡工区内を移動し、P3橋脚工事現場へ移動。施工を請け負っている新成建設㈱の松下謙一現場代理人と川野彰監理技術者が資料や写真を基に工事の概要を説明した後、フーチング部の鉄筋組立施工中の現場を見学した。生徒たちは足場の上を渡ったり、完成すると見えなくなる地下の施工の様子を興味深く見学した。
その後、場所を移動して大在西の大分港RORO船ターミナル港湾整備工事の現場を見学。㈱センコー企画の担当者が工事概要などについて説明を行ったほか、バックホウ(マシンガイダンス)やモーターグレーダー(マシンコントロール)など最新デジタル技術を活用したICT施工の現場を見学した。
見学後、土木科1年の伊藤水優さんは「学校では見ることのできない現場に興奮した。将来自分がこんなところで働くのかと思うとワクワクする。将来は地元での就職を考えている」と感想を述べた。
県は、建設就業者の高齢化と若年入職者の減少のため、担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、工業系の高校生に実際の建設現場を体験させる見学会を業界協力のもとに実施している。建設業に対する関心を深め、将来の就労先として意識してもらい、業界の担い手確保につなげるのが目的だ。
始めに訪問したのは、現在下郡で大規模工事中の庄の原佐野線・下郡工区。現場では、施工を担当している㈱平和建設の上野剛現場代理人が工事の概要について説明を行い、現場を案内した。現在行っているP9橋脚のフーチング工、コンクリート打設後の状況などを間近で見学したほか、上野さんは同校のOBでもあることから「道路が出来上がっても、その完成前に、この建設中の現場に来た体験を忘れないでほしい」と生徒たちへ語り掛けた。
続けて、同じ庄の原佐野線下郡工区内を移動し、P3橋脚工事現場へ移動。施工を請け負っている新成建設㈱の松下謙一現場代理人と川野彰監理技術者が資料や写真を基に工事の概要を説明した後、フーチング部の鉄筋組立施工中の現場を見学した。生徒たちは足場の上を渡ったり、完成すると見えなくなる地下の施工の様子を興味深く見学した。
その後、場所を移動して大在西の大分港RORO船ターミナル港湾整備工事の現場を見学。㈱センコー企画の担当者が工事概要などについて説明を行ったほか、バックホウ(マシンガイダンス)やモーターグレーダー(マシンコントロール)など最新デジタル技術を活用したICT施工の現場を見学した。
見学後、土木科1年の伊藤水優さんは「学校では見ることのできない現場に興奮した。将来自分がこんなところで働くのかと思うとワクワクする。将来は地元での就職を考えている」と感想を述べた。