進路選択に役立てて 鶴工生が現場実習無料
社会貢献・人材育成大分地区
2023年10月31日
大分市の鶴崎工業高校建築科の2年生38人(うち女子16人)は、10月25日から3日間、県内の建設会社が施工している県内各地の工事現場でインターンシップ(現場実習)をした。県建設業協会が全面協力した。
実習に先立ち24日、同校で開講式。下堀法彦校長が「3日間、今まで学んできたことが現場でどう活用されているか、企業がどのように地域貢献しているか、各企業の特色などを学習してほしい。この経験は進路選択はもとより、今後の学習に必ず生きてくる」などとあいさつ。
受け入れ企業の担当者が紹介され、生徒代表の安達利哉さんが「貴重な体験を今後の進路選択、学習に生かせるよう取り組んでいきたい」と決意を述べた。
現場実習では、新成建設㈱(大分市)が施工する市内古国府のマンション新築工事現場には生徒2人が訪れた。
25日は、本社で建設業の内容、安全対策、設計などを学び、積算を実習。26日は工事現場で岩﨑俊和現場代理人から工事概要の説明を受け、現場見学、レベル・光波の実習や生コン工場などを見学。27日は、工事現場で設計図や施工図の見方、工事写真の撮り方などを教わり、同社が施工する現場や鉄筋工場などを見学した。
実習した生徒の領下幸伸さんは「姉と兄が(鶴工の)卒業生でその影響もあるが、小さい頃からモノをつくることが好きだった。将来は一軒家をたくさん造りたい」、野口心彩(こころ)さんは「建築業である父の一生懸命仕事をしている姿に憧れ選択した。将来は施工管理をやりたい。今日は屋上で少し怖かったが、貴重な体験だった」と話した。
岩﨑代理人は「現場でしか見ることができない景色や重機に触れることで、普通では経験できない特権と仕事の面白味を感じ、この業界により興味を惹かれたのではないか。この先、胸を張って言えるような仕事を継続できるように頑張ってほしい」と、生徒たちへ期待を寄せた。
協力した協会員は、梅林建設㈱、㈱熊野建設、後藤建設㈱、㈱佐伯建設、三光建設工業㈱、新成建設㈱、㈱菅組、㈱竹内工務店、㈱利根建設、ナカノス建設工業㈱、長幸建設㈱、光綜合工業㈱、平倉建設㈱、㈱平和建設、豊國建設㈱、㈱松井組、森田建設㈱大分営業所、㈱和田組―の18社。
実習に先立ち24日、同校で開講式。下堀法彦校長が「3日間、今まで学んできたことが現場でどう活用されているか、企業がどのように地域貢献しているか、各企業の特色などを学習してほしい。この経験は進路選択はもとより、今後の学習に必ず生きてくる」などとあいさつ。
受け入れ企業の担当者が紹介され、生徒代表の安達利哉さんが「貴重な体験を今後の進路選択、学習に生かせるよう取り組んでいきたい」と決意を述べた。
現場実習では、新成建設㈱(大分市)が施工する市内古国府のマンション新築工事現場には生徒2人が訪れた。
25日は、本社で建設業の内容、安全対策、設計などを学び、積算を実習。26日は工事現場で岩﨑俊和現場代理人から工事概要の説明を受け、現場見学、レベル・光波の実習や生コン工場などを見学。27日は、工事現場で設計図や施工図の見方、工事写真の撮り方などを教わり、同社が施工する現場や鉄筋工場などを見学した。
実習した生徒の領下幸伸さんは「姉と兄が(鶴工の)卒業生でその影響もあるが、小さい頃からモノをつくることが好きだった。将来は一軒家をたくさん造りたい」、野口心彩(こころ)さんは「建築業である父の一生懸命仕事をしている姿に憧れ選択した。将来は施工管理をやりたい。今日は屋上で少し怖かったが、貴重な体験だった」と話した。
岩﨑代理人は「現場でしか見ることができない景色や重機に触れることで、普通では経験できない特権と仕事の面白味を感じ、この業界により興味を惹かれたのではないか。この先、胸を張って言えるような仕事を継続できるように頑張ってほしい」と、生徒たちへ期待を寄せた。
協力した協会員は、梅林建設㈱、㈱熊野建設、後藤建設㈱、㈱佐伯建設、三光建設工業㈱、新成建設㈱、㈱菅組、㈱竹内工務店、㈱利根建設、ナカノス建設工業㈱、長幸建設㈱、光綜合工業㈱、平倉建設㈱、㈱平和建設、豊國建設㈱、㈱松井組、森田建設㈱大分営業所、㈱和田組―の18社。