水質調査を体験学習 タナベ環境工学を訪問〈大分工高〉無料
社会貢献・人材育成大分地区
2023年10月26日
大分工業高校(佐藤啓治校長)の土木科3年生13人は24日、産官学連携による授業の取り組みの一つとして、タナベ環境工学㈱(大分市、藤澤剛社長)を訪問し、河川水生生物と水質調査の体験学習をした。
始めに大分河川国道事務所の足立光男専門職が、国土交通省の事業内容と仕事を紹介。続いて「水質調査の背景と法律」と題して、川の自浄作用や過去の水質汚濁問題を取り上げ、公害対策基本法が制定された背景と経緯を説明した。
次にタナベ環境工学の松尾慎太郎課長代理が、水質調査の重要性や調査する時の安全対策などを具体的に説明した。その後の実験では、大野川と戸次川で採集した水生生物の種類と数量から行う水質判定、採水した水のPh値、水中の酸素量(DO・溶存酸素)を測定する方法を体験した。
生徒たちは「実際に薬品を使用しての水質調査、水生生物調査などとても楽しかった」「川についてより興味を持つことができた」「普段できないような観察や実験ができて良い経験になった」「今まで見たことのない水生生物を観察して、河川環境を守ることが大切だと感じた」などと感想を話した。
最後に、生徒を代表して和田貴則さんが「私は大学進学するが、卒業後は今日学んだことを生かし、環境に配慮できる土木技術者になりたい」とお礼を述べた。
始めに大分河川国道事務所の足立光男専門職が、国土交通省の事業内容と仕事を紹介。続いて「水質調査の背景と法律」と題して、川の自浄作用や過去の水質汚濁問題を取り上げ、公害対策基本法が制定された背景と経緯を説明した。
次にタナベ環境工学の松尾慎太郎課長代理が、水質調査の重要性や調査する時の安全対策などを具体的に説明した。その後の実験では、大野川と戸次川で採集した水生生物の種類と数量から行う水質判定、採水した水のPh値、水中の酸素量(DO・溶存酸素)を測定する方法を体験した。
生徒たちは「実際に薬品を使用しての水質調査、水生生物調査などとても楽しかった」「川についてより興味を持つことができた」「普段できないような観察や実験ができて良い経験になった」「今まで見たことのない水生生物を観察して、河川環境を守ることが大切だと感じた」などと感想を話した。
最後に、生徒を代表して和田貴則さんが「私は大学進学するが、卒業後は今日学んだことを生かし、環境に配慮できる土木技術者になりたい」とお礼を述べた。