大分建設新聞

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跡田川橋で書道披露 イベントで中津北高校無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年10月24日
 朝日工業テクノス㈱(大分市、瀬尾直樹社長)は21日、同社が舗装工事などをする今年度開通予定の中津日田道路「三光本耶馬渓道路」の田口IC―青の洞門・羅漢寺IC間(L=5・3㌔)にある跡田川橋(L=60㍍)で、中津北高校書道部による橋上での書道パフォーマンスを行った。同高は、国際高校生選抜書展で2回の優勝経験があり、入選常連校。
 まず、高校生や保護者を前に朝日工業テクノスの衛藤雅史現場代理人が「開通を前に地域への恩返し、また地域を盛り上げたいとの思いで、パフォーマンスをお願いした」などとイベントの趣旨や思いを説明。
 発注者の大分河川国道事務所担当者が、中津日田道路の概要や役割を話し、開通することで「災害に強く観光に便利で、地域経済を活性化する道路」になると紹介した。
 パフォーマンスでは、書道部の生徒たちが音楽に合わせて橋上に置かれた縦6㍍、横30㍍の紙に、大筆で「令和5年度開通 跡田川橋」と揮毫し、その下に各生徒が思い思いの言葉を中筆で揮毫した。その後、保護者やイベント参加者全員で記念撮影をして橋上での貴重な体験を楽しんだ。
 大分河川国道の河崎拓実所長は「開通を前に地域の方と交流でき、大変うれしく思う。年度内完成を目指して工事を進めていきたい」と話し、衛藤現場代理人は「地域の方とイベントを通じて交流ができ、仕事の励みとなった。無事故無災害で工事を終わらせる」と決意を述べた。
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