社会人として業務を体験 環境土木科2年生〈国東高〉無料
社会貢献・人材育成別国地区
2023年10月24日
国東高校環境土木科2年生19人(男子17人、女子2人)は18~20日の3日間、国東市内12事業所でインターンシップを行った。生徒たちは実際の会社での業務、社会人としての1日の流れを体験し、将来の社会で働くイメージ像をつかんだ。
18日、市内の㈱別所商事(吉田嘉子社長)には男子生徒2人が訪問。吉田徹哉専務から会社の概要について説明を受けた後、同社の工事中の現場を見学した。
安岐町塩屋で施工中のため池の堤体工事現場では、同社の中野雅章さんと、今年同校を卒業し入社した先輩社員の木村美羽さんが、工事概要や目的、工程などについて説明。工事を進めるために土壌を改良したこと、そのビフォーアフター写真、コンクリート打設に向けて行う関係各所のスケジュール調整などについて実際の工程表や写真、図面を見せながら解説した。
その後、近くの現場に移動し、重機の試乗や運転を体験。生徒たちは手引きを受けながら、バックホウで実際に土をすくい上げ移動させるなど、授業とは異なる現場での体験をした。
生徒の山本悠斗さんは「工事の準備期間が思っていた以上に長かった。計画と違うことが現場で起こった場合の対応の話が勉強になった」、竹中玲央さんは「(大雨で施工箇所が越水した話を聞き)天候で工事の工程が、ここまで左右されることは予想していなかった。進学志望で将来は土木関係の公務員を目指している」などそれぞれ感想を語った。
同社では続く19・20日にも、別の砂防工事現場でドローンの操作体験、3DCAD図面の作成を見学、また道路改良工事現場での測量体験などを実施した。
吉田専務は「インターンシップなどを通じて、もっと業界へ興味を持ってもらい、将来は建設業の道に進んでほしい」と期待を込めた。
同校の1期生には、インターンシップで訪問した地元企業にそのまま就職した生徒もおり、地元や学校も求めている(地場企業への就職という)理想の形を、この体験でさらに進めていきたい考え。
インターンシップ受け入れ事業所は、国東土木事務所、国東市役所、㈱別所商事、豊栄建設㈱、㈲廣瀬建設、㈱財前組、㈱秋田建設工業、㈲双国建設、㈱後藤組、麻田建設㈲、宮迫建設㈱、佐藤建設㈱。
18日、市内の㈱別所商事(吉田嘉子社長)には男子生徒2人が訪問。吉田徹哉専務から会社の概要について説明を受けた後、同社の工事中の現場を見学した。
安岐町塩屋で施工中のため池の堤体工事現場では、同社の中野雅章さんと、今年同校を卒業し入社した先輩社員の木村美羽さんが、工事概要や目的、工程などについて説明。工事を進めるために土壌を改良したこと、そのビフォーアフター写真、コンクリート打設に向けて行う関係各所のスケジュール調整などについて実際の工程表や写真、図面を見せながら解説した。
その後、近くの現場に移動し、重機の試乗や運転を体験。生徒たちは手引きを受けながら、バックホウで実際に土をすくい上げ移動させるなど、授業とは異なる現場での体験をした。
生徒の山本悠斗さんは「工事の準備期間が思っていた以上に長かった。計画と違うことが現場で起こった場合の対応の話が勉強になった」、竹中玲央さんは「(大雨で施工箇所が越水した話を聞き)天候で工事の工程が、ここまで左右されることは予想していなかった。進学志望で将来は土木関係の公務員を目指している」などそれぞれ感想を語った。
同社では続く19・20日にも、別の砂防工事現場でドローンの操作体験、3DCAD図面の作成を見学、また道路改良工事現場での測量体験などを実施した。
吉田専務は「インターンシップなどを通じて、もっと業界へ興味を持ってもらい、将来は建設業の道に進んでほしい」と期待を込めた。
同校の1期生には、インターンシップで訪問した地元企業にそのまま就職した生徒もおり、地元や学校も求めている(地場企業への就職という)理想の形を、この体験でさらに進めていきたい考え。
インターンシップ受け入れ事業所は、国東土木事務所、国東市役所、㈱別所商事、豊栄建設㈱、㈲廣瀬建設、㈱財前組、㈱秋田建設工業、㈲双国建設、㈱後藤組、麻田建設㈲、宮迫建設㈱、佐藤建設㈱。