大建協杵築日出支部は19日、杵築市山香庁舎で第32回３無運動＋ＯＮＥ（安全大会）を開いた。会員約40人が出席し、作業の安全と住みよい地域づくりに貢献しようと誓った。
　上野公則支部長が「県内でも事故が発生し、非常事態宣言も出され、別府土木事務所からも、休日作業での緊急時の連絡体制を徹底してほしいとの通達を受けている。また作業以外の車の運転でも常に安全が最優先。それをしっかり確認する時間としたい」などあいさつ。
　会では、杵築日出警察署の職員４人が演じる「双城劇団」が、「交通安全や特殊詐欺の被害を防ごう」と題して、飲酒運転と還付金詐欺に関わる寸劇を披露した。また、建災防大分支部の石川雅久専務理事が近年の労働災害の発生状況、その事例などを写真付きで解説。続けて大分労働基準監督署監督課の大澤一稀氏が「働き方改革について」と題して建設業における時間外労働の上限規制などについて講演した。
　最後に、田村悟建築委員長が会員53社を代表し、２０２３年度の重点事業「３無運動＋ＯＮＥ」（無事故・無違反・無災害＋暴力追放）の安全への決意表明をした。