県が推進している建設産業女性活躍促進事業（ＢＬＯＣＫＳ）によるスキルアップセミナーのオリエンテーションが17日、大分市内であった。県内建設業で働く女性従業員約50人が参加、その４割の女性が過去のセミナー経験者とあって、和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。
　県土木建設企画課の中川道子課長が「建設業では女性の就業率は低い。ＩＣＴを取り入れることによって改善していきたい」などと述べ、４年目となる同事業の意義を強調。さらに「自分を成長させたい、輝きたいと思っている人は活躍の場を広げて、職域や会社の枠を超えてほしい」と激励した。
　オリエンテーションは、ブランドマネージャー、プロジェクトマネージャー、ドローン、人材育成の４専門コースに分かれて行われ、各コースごとに講師がセミナー内容を説明し、参加者は車座になり自己紹介をした。この後、㈱ＯＭＯＹＡの猪熊真理子社長によるワークショップがあった。
　スキルアップセミナーは10～12月までの間に各コースとも４回あり、来年３月２日に成果報告会が開かれる。