大分建設新聞

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無事故無災害へ 法友建設が安全大会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年10月23日
 法友建設㈱(大分市徳島)は17日、市内の鶴崎公民館で2023年度の安全大会を開いた。通常規模での開催は4年ぶりで、協力会社27社も含めた約40人が参加し、協力会が発足以降継続している「無事故無災害」を、今後も継続していく決意を新たにした。
 始めに岩崎辰男社長が「コロナ禍でも安全パトロールだけは工夫して行ってきた。おかげで協力会が発足してから今日まで無事故無災害を継続できている。しかし県内では、労働災害で今年建設業で6人が無くなり、過去5年間で最多ペースとなっている」と現状を述べ「この事態を人ごとと思わず、気を引き締めて安全を最優先に、基本に忠実に一つ一つの安全作業を積み重ねていこう」とあいさつした。
 その後、曽我修次協力会長(㈲曽我工業社長)があいさつし、続けて安全衛生優良事業所表彰など各種表彰式が行われた。
 安全講話では、大分東警察署交通課の藤原政博氏が県内の交通死亡事故の現状などについて、労働安全コンサルタントの竹下信吾氏が県内での労働災害の発生状況とヒューマンエラーとの関係性について、などそれぞれ講話した。
 最後に会社を代表して野口潤工務部長と、協力会社を代表して㈱ガス設備の林健一社長が「労働災害の撲滅を推し進め、安心して働ける職場をつくることを誓う」と安全宣言をし、参加者全員で23年度の安全スローガンを唱和して会を締めくくった。
 表彰は次の通り。
 ◇安全衛生優良事業所表彰
▽㈱津曲重機工業、㈲堀防水工事
 ◇社員表彰(20年以上無事故無違反)
▽岩尾政範、若松茂、後藤智恵美(以上、工務部)。
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