大分建設新聞

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岡城清掃に約250人 竹田市と九電社員、市民も参加無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2023年10月19日
 竹田市(土居昌弘市長)と九州電力㈱大分支店(中村直樹支店長)は14日、秋の紅葉シーズンを前に、国内外から訪れる観光客を気持ちよく迎えようと、岡城跡で2023年度「岡城清掃の日」清掃ボランティア活動を行った。
 参加を希望して応募した一般市民や地元企業社員が約100人、九州電力グループと取引先社員など約150人がボランティア活動に参加した。
 土居市長は「皆さんのお陰で岡城がきれいになり、この秋訪れた方々に素敵な思い出を残せるよう願っている。安全に作業を」とあいさつ。
 中村支店長が「私どもの清掃ボランティア活動が大きく広がって、岡城清掃の日は県内エリアの一大イベントになってきた。普段触れ合うことのない皆さまと一緒に活動できることは喜ばしい」と述べた。
 小雨の降るなか、参加者は配布されたお茶、ドリンクを手に広い城跡内を9班に分かれて除草機による草刈りや草むしりを開始。石垣清掃は、この作業のために訓練した九電グループの社員がはしごを登ったり、高所からロープを使って降りたり、高所作業車を出したりして石垣に茂った雑草の除去作業に汗を流した。
 九電グループは1980(昭和55)年から社会貢献活動の一環として清掃ボランティアをはじめ、18年度から市と協働で実施。毎年10月第2土曜日を「岡城清掃の日」に指定し、広く市民にも参加を呼び掛けるようになっている。
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