㈱大分電設は14日、大分市のアクロス大ホールで２０２３年度の安全大会を開いた。社員や協力会社から約１２０人が参加し、安全への誓いを新たにした。
　始めに山田恭史社長が「正確に伝える、相手を尊重することが安全への第一歩。この先、労働災害が発生しないという保証はない」と、一層の注意喚起、安全意識の向上を呼び掛け、「労働災害を防止するために、やるべきことは分かっている。一人一人が『自分の職場から災害を絶対に発生させない』という気持ちを持ち、自分のため、家族の幸せのため、そして会社のために安全を徹底していこう」とあいさつ。
　続くプログラムでは、㈱九電工大分支店安全管理部の仲摩史朗氏が社内データを基にした労働災害の発生状況、重要災害の詳細などについて解説。また同社総務課長の上釜考由氏がコンプライアンスについて、各種ハラスメントの例、対処方法などを、同社健康相談室の澤宮浩子保健師が「秋に大切な健康管理～自律神経について～」話した。
　その後、配電工事部の前田哲班長と㈲高南電設の中村晃社長が安全に関する取り組みの事例発表をそれぞれ行い、最後に社員を代表して配電工事部の上野薫班長、協力会社を代表して㈱大分維持の首藤晋哉社長が「自ら考え自ら実行する『考える安全・考動』を徹底し、無災害で活気のある明るい職場づくりに、本気で取り組んでいく」と安全宣言をし、会を締めくくった。
　表彰者は次の通り。
　◇永年勤続者表彰
▽30年＝仲村昌史、石田嘉寿美、清家弘行、矢野英明、須藤慶一郎
▽20年＝藤井達也、上野薫、嶋津忠信、吉永英司
▽10年＝須藤祐史、阿南汰、師藤太士
　◇定年到達者
▽川野哲治、朝倉啓祐、北里典明
　◇社員表彰
▽安全表彰＝前田哲
▽技能表彰＝蓑大生
▽善行表彰＝下川寿雄
　◇協力会社安全表彰
▽㈲高南電設、㈱大分維持。