大分建設新聞

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建設業の楽しさ、親子に 大分駅前でイベント〈大建協青年部会〉無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年10月16日
 県建設業協会青年部会、大分河川国道事務所、県土木建築部の3者は14日、大分駅北口広場で建設業の役割や魅力を伝える「第3回土木建築フェスタ」を開いた。開場前から多くの親子連れが列をなし、工夫を凝らした各イベントを楽しんだ。
 同フェスタは、2021年度から青年部会と大分河川国道の2者共催で行ってきたが、今年度から県土木建築部も加わって3者で共催。また、大分工業高校と鶴崎工業高校、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターと日本文理大学建築学科などの教育機関も参加し、運営に携わったスタッフ数は約200人と大規模になった。
 午前10時からの開場を前に、大分河川国道の河崎拓実所長が「多くの人に携わっていただいた。私たちの活動を知ってもらい、土木建築の楽しさや面白さを感じてもらおう」、県土木建築部の三村一部長が「子どもたちに喜んでもらい、将来は大分の建設業界に入ってもらえるよう、きょうは頑張ろう」とスタッフへ呼びかけ、河崎所長の掛け声で開場。
 青年部会はショベルカーを使った魚釣りや高所作業車の試乗体験などを、大分河川国道は災害対応車やダム模型を使った展示などを、大分工業はアーチ模型の組み立て、鶴崎工業は家のペーパークラフト作成など、各団体が工夫を凝らした展示をして、多くの子どもたちでにぎわった。
 また、各ブースをまわるスタンプラリーがあり、スタンプを貯めてアンケートに答えた親子には、ミニカーなどの豪華プレゼントもあった。
 大分市内から来た親子は「昨年に続き、2回目の参加。魚が釣れて、子どもが喜んでいた。来年も来たいですね」と話した。青年部会の柴田康輔部会長は「昨年より参加者が多い。建設業界は地域の守り手。将来を担う大分工業と鶴崎工業の生徒も参加して魅力を伝えている。官民問わず、建設業界に興味を持ってもらい、業界へ進んでほしい」、河崎所長は「たくさんの人に来場していただき、うれしい限り。土木建築の面白さや楽しさを知ってもらえたのでは」、三村部長は「来場してくれた子どもたちが、将来、建設業界の扉を開けてくれることを願う」とそれぞれ話し、イベントの手応えを感じていた。
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