大分建設新聞

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UAVレーザー飛行実演 コイシ、最新技術を紹介無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年10月12日
 ㈱コイシ(大分市・小原文男社長)は6日、大分市日吉原の日吉原公共埠頭で、県職員らを招いてUAVレーザー計測のデモ飛行を行った。
 同社の衞藤泰生顧問が「全ては計測から始まる。きょうのデモを見ていただき、これからの公共事業の在り方などを考えてもらいたい」などと話し、「平地のくぼみや傾きは、雨が降れば水たまりができて分かる。しかし、晴れた日には、よく見なければ分からない。3次元計測なら、この傾きやくぼみまでもデータ化することができる」などと、UAVレーザーの特長を紹介。
 工事測量部の原尻和弥さんが、実際に計測した玖珠町の伐株山の3次元データを使って説明し、「UAV計測と地上計測では精度は大きく変わらない」とした。また、2017年の九州北部豪雨で同社が行った航空レーザー計測や360度カメラで撮影した映像で試みた災害査定などの取り組みも紹介した。
 参加者は、説明を受けた後、実際にUAVレーザー計測を見学し、ARグラスの体験、3次元データから作成された砂防ダムの模型を見るなどして、最新技術について学んだ。
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