中岳橋の工事、完成 佐伯市が開通記念式典無料
行事・講習会・表彰県南地区
2023年10月10日
佐伯市は、2016年8月から落石で一部通行止めになっている市道小半(おながら)線の対策のため、県道三重弥生線と小半地区を直接結ぶ橋梁バイパスの建設を進めていたが、同事業の中心となる中岳橋の架橋工事が先ごろ完成。6日、同市本匠小半の同橋右岸側(県道側)で開通記念式典をした。
地元区長を含む代表者5人の手によるテープカットの後、参加者全員で、宮司を先頭に渡り初めをして、橋梁の完成を祝った。
式典には行政、議会、地元、施工など各関係者が参加。田中利明市長が「熊本地震の影響による落石のため7年がかりで完成した。地権者をはじめとした地元の皆さんの熱心な取り組みのおかげと感謝している。新しい橋は、耐震性を兼ね備えているので、安心して大いに利用してほしい」とあいさつ。工事関係者や橋銘板に揮毫した柳井明香さんに田中市長から感謝状が贈られた。
国道10号の弥生から三重町方面に向かって約9㌔地点の国の天然記念物である小半鍾乳洞の入り口付近で、16年1月18日に最初の落石を確認。いったん閉鎖し、周辺のもろくなっていた崖の石を取り除いて約1カ月後に再開した。その後も落石が複数回発生、同年6月30日には直径1㍍以上の岩が鍾乳洞の案内所を直撃し屋根を突き破ったため、入り口に通じる市道も通行止めになり同鍾乳洞も休業、迂回路を設け対応してきた。
市では、地元要望もあり県道と同地区を直接結ぶ新しい架橋建設を16年度に17~23年度までの7カ年の新しい橋梁の架橋を決めた。
事業区間は取付道路を含み延長164㍍、構造物の中岳橋は橋長50㍍、橋梁部幅員5㍍(6・2㍍)。上部工形式はポステンション方式PC2径間連結スラブ桁(セグメント方式)、下部工形式は逆T式橋台2基と小判柱式橋脚1基。取り付け道路を含む全体事業費は約5億3300万円。
施工などの業者は次の通り。
◇委託
▽㈲旭豊土地開発(地形測量)▽九建設計㈱(道路詳細設計、小半線橋梁詳細設計)▽㈱創計(測量)▽㈱佐伯測地(用地測量)
◇施工
▽㈱南九建設(下部工A2)▽盛田組・東豊海事建設JV(下部工A1とP1橋脚)▽㈲旭建設工業(道路改良事業に関わる土砂仮置場整備)▽極東興和㈱大分営業所(上部工)▽㈲和光重機(道路改良)▽㈱佐々木建設(舗装)。
地元区長を含む代表者5人の手によるテープカットの後、参加者全員で、宮司を先頭に渡り初めをして、橋梁の完成を祝った。
式典には行政、議会、地元、施工など各関係者が参加。田中利明市長が「熊本地震の影響による落石のため7年がかりで完成した。地権者をはじめとした地元の皆さんの熱心な取り組みのおかげと感謝している。新しい橋は、耐震性を兼ね備えているので、安心して大いに利用してほしい」とあいさつ。工事関係者や橋銘板に揮毫した柳井明香さんに田中市長から感謝状が贈られた。
国道10号の弥生から三重町方面に向かって約9㌔地点の国の天然記念物である小半鍾乳洞の入り口付近で、16年1月18日に最初の落石を確認。いったん閉鎖し、周辺のもろくなっていた崖の石を取り除いて約1カ月後に再開した。その後も落石が複数回発生、同年6月30日には直径1㍍以上の岩が鍾乳洞の案内所を直撃し屋根を突き破ったため、入り口に通じる市道も通行止めになり同鍾乳洞も休業、迂回路を設け対応してきた。
市では、地元要望もあり県道と同地区を直接結ぶ新しい架橋建設を16年度に17~23年度までの7カ年の新しい橋梁の架橋を決めた。
事業区間は取付道路を含み延長164㍍、構造物の中岳橋は橋長50㍍、橋梁部幅員5㍍(6・2㍍)。上部工形式はポステンション方式PC2径間連結スラブ桁(セグメント方式)、下部工形式は逆T式橋台2基と小判柱式橋脚1基。取り付け道路を含む全体事業費は約5億3300万円。
施工などの業者は次の通り。
◇委託
▽㈲旭豊土地開発(地形測量)▽九建設計㈱(道路詳細設計、小半線橋梁詳細設計)▽㈱創計(測量)▽㈱佐伯測地(用地測量)
◇施工
▽㈱南九建設(下部工A2)▽盛田組・東豊海事建設JV(下部工A1とP1橋脚)▽㈲旭建設工業(道路改良事業に関わる土砂仮置場整備)▽極東興和㈱大分営業所(上部工)▽㈲和光重機(道路改良)▽㈱佐々木建設(舗装)。