大分建設新聞

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久保泊集落で応援隊活動 津久見支部無料

社会貢献・人材育成県南地区
2023年10月10日
 大建協津久見支部(伊東忠文支部長)は5日、津久見市四浦2区(久保泊集落)に小規模集落応援隊を派遣し、イノシシや風雨で里道に積もった土砂の撤去作業をした。同支部が応援隊を派遣するのは、今年に入り6月の四浦5区(大元集落)に次いで2回目。久保泊集落は24世帯34人、65歳以上の高齢化率は約86・6%。
 対面式には、伊東支部長をはじめとした土木A級8社で組織した9人の隊員と平尾健二区長、津久見市職員などが参加。平尾区長の歓迎あいさつと作業内容の説明などの後、応援隊員は神社裏の里道に入り、スコップやテミを使って集めた土砂を手際良くキャリア・ダンプに入れて搬出する作業に汗を流した。
 平尾区長は「消防団の手で里道の土砂撤去をしていたが、若い人が少なくなり、この数年撤去作業ができず困っていた。市に相談すると、応援隊を紹介してくれた。このような(応援隊活動)形で、助けてもらえるのは非常にありがたい」。伊東支部長は「地域を守る建設業として、少しでも地域の方々に役立ってもらおうと今年に入り2回目の派遣。地域になくてはならない建設業を目指す」などと話した。
 参加した8社は次の通り。
▽安部建設㈱、協和産業㈱、小代築炉工業㈱、拓州建設㈱、津久見建設㈱、㈱東和建設、㈱大下建設工業、㈱甲斐建設。
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