小学生が避難計画づくり 非常時に備えて 〈佐伯河川国道〉無料
行事・講習会・表彰県南地区
2023年10月05日
佐伯河川国道事務所は4日、佐伯市弥生の上野(かみの)小学校で4年生14人を対象とした、自分の(家族)の避難行動計画「マイ・タイムライン」づくりを、佐伯土木事務所、佐伯市と連携して開いた。
同ラインづくりは、番匠川流域治水プロジェクトのソフト対策の一つとなっている。同事務所が佐伯市で開くラインづくりの学習会は、大人も子どもも、同じ「逃げキッド」の検討ツールを使い開かれていて、今年に入り3カ所目の開催。
同市では、南海トラフ巨大地震で甚大な被害が予測される中、災害から洪水ハザードマップを活用し災害リスクを把握し、川の防災情報の入手方法などを含め洪水時における自分(家族)の行動計画づくりを学んだ。
同事務所職員が「近頃は地球温暖化が進み、大雨による洪水が多発している。番匠川も平成に入り幾度も大きな洪水が発生した。これまでのように行政による川の整備だけでは、洪水は防げない。流域治水の考えは、行政に頼るだけでなく、住民一人一人が自分の命を守る必要がある。避難計画を作成して、非常時に備えようと呼び掛けた。
子どもたちは市が用意した洪水ハザードマップの中から、自分の家を探しだし、浸水深や浸水継続時間などを確認、台風が発生して川が氾濫するまでの時間的な推移や備えをどのようにすれば良いかを学び、家族のことを考えた「マイ・タイムライン」の手法を学んだ。
最後に子どもたち一人一人が「家に帰り、家族と話し合う」「作ったことで、安心して避難ができる」など感想を述べ学習会を終えた。
同ラインづくりは、番匠川流域治水プロジェクトのソフト対策の一つとなっている。同事務所が佐伯市で開くラインづくりの学習会は、大人も子どもも、同じ「逃げキッド」の検討ツールを使い開かれていて、今年に入り3カ所目の開催。
同市では、南海トラフ巨大地震で甚大な被害が予測される中、災害から洪水ハザードマップを活用し災害リスクを把握し、川の防災情報の入手方法などを含め洪水時における自分(家族)の行動計画づくりを学んだ。
同事務所職員が「近頃は地球温暖化が進み、大雨による洪水が多発している。番匠川も平成に入り幾度も大きな洪水が発生した。これまでのように行政による川の整備だけでは、洪水は防げない。流域治水の考えは、行政に頼るだけでなく、住民一人一人が自分の命を守る必要がある。避難計画を作成して、非常時に備えようと呼び掛けた。
子どもたちは市が用意した洪水ハザードマップの中から、自分の家を探しだし、浸水深や浸水継続時間などを確認、台風が発生して川が氾濫するまでの時間的な推移や備えをどのようにすれば良いかを学び、家族のことを考えた「マイ・タイムライン」の手法を学んだ。
最後に子どもたち一人一人が「家に帰り、家族と話し合う」「作ったことで、安心して避難ができる」など感想を述べ学習会を終えた。