輪地焼き作業実施 久住の坊ガツル湿原で〈九電大分支店〉無料
社会貢献・人材育成久大地区
2023年10月04日
地域との共生、環境活動に積極的に取り組む九州電力㈱大分支店は9月30日、竹田市久住町の坊ガツル湿原で、来年3月に予定されている野焼きのための防火帯をつくる輪地焼き作業をした。
九電グループ社員や家族、環境省くじゅう管理官事務所、九重の自然を守る会をはじめ、地元住民など112人が参加。出発式で、同社の中村直樹大分支店長が「今回の輪地焼きは2度の延期の末ようやく開催できた。来年3月の本焼きを無事に迎えるための重要な作業であるとともに、火を扱うので安全に気を付けて作業を」とあいさつ。
参加者は幅10㍍、全長4㌔にわたって刈られた草を熊手でかき集めて焼き払うなど、約2時間作業に汗を流した。
坊ガツル湿原は、くじゅう連山のほぼ中央に位置し、国際的に重要な湿原としてラムサール条約に登録されている。九州本土で最も高地にある湿原で、貴重な高山植物が自生しているほか、登山などに訪れる人も多い。
同社は、高山植物ミヤマキリシマの植生保護、登山道整備のほか、毎年「輪地切り(8月)・輪地焼き(9月)・本焼き(3月)」の3段階で湿原の保護に取り組んでいる。
九電グループ社員や家族、環境省くじゅう管理官事務所、九重の自然を守る会をはじめ、地元住民など112人が参加。出発式で、同社の中村直樹大分支店長が「今回の輪地焼きは2度の延期の末ようやく開催できた。来年3月の本焼きを無事に迎えるための重要な作業であるとともに、火を扱うので安全に気を付けて作業を」とあいさつ。
参加者は幅10㍍、全長4㌔にわたって刈られた草を熊手でかき集めて焼き払うなど、約2時間作業に汗を流した。
坊ガツル湿原は、くじゅう連山のほぼ中央に位置し、国際的に重要な湿原としてラムサール条約に登録されている。九州本土で最も高地にある湿原で、貴重な高山植物が自生しているほか、登山などに訪れる人も多い。
同社は、高山植物ミヤマキリシマの植生保護、登山道整備のほか、毎年「輪地切り(8月)・輪地焼き(9月)・本焼き(3月)」の3段階で湿原の保護に取り組んでいる。