大建協竹田支部など小規模集落応援隊は９月28日、竹田市九重野（くじゅうの）地区で行われる秋祭りの準備に協力、緩木（ゆるぎ）神社周辺で草刈り、しめ縄づくりを手伝った。
　支部会員４社５人、非会員３社５人が参加して地区の小川自治会（中島進会長）ら地元の約10人と一緒に草刈り作業としめ縄づくりに汗を流した。
　地元を代表して緩木神社の佐田精治総代長が「作業は休憩を取りながらゆっくりやりましょう」とあいさつ。作業は２班に分かれて行った。
　草刈りは、竹田五ヶ瀬線（県道８号）沿いの小高い神楽舞台の周辺。刈払機を持参した参加者はそれぞれ分散して作業した。
　また、緩木神社では用意した稲藁をよじって縄を編む作業に協力、応援隊の若い参加者も加わり、地元住民にコツを教わりながら慣れない手付きで興味深げに縄を編んでいた。
　小川自治会の中島会長は「祭りの準備に協力いただくのは初めて。九重野小川地区は21世帯しかなく、しめ縄づくりは時間がかかるので応援隊の協力は大変助かる。コロナ禍もあり４年ぶりの祭りが楽しみ」と感謝していた。
　県では、市町村やさまざまな団体と連携しながら小規模集落の維持・活性化に向けた対策や支援を行っている。
　参加業者は次の通り。
▽㈱友岡建設、㈱松井組、㈱高山組、㈱大丸建設、㈱九電工大分支店豊後大野営業所、㈲上村工業、㈱田邉興業。