中津市日の出町商店街、新博多町商店街、中津駅などで、１日開催した第13回職人フェスティバルに、建設業界からも多くの企業と団体が参加した。
　無料体験ブースでは、大建協中津支部青年部会がショベルカーによるスーパーボールすくい、㈱アクティオの協力で高所作業車の試乗を行った。
　スーパーボールすくいでは、バケットの先に料理用のお玉が取り付けられており、子どもたちはオペレーターの膝に座りながら、器用にスーパーボールをすくった。また、高所作業車の試乗では、商店街に集まった多くの人が手を振る中、ひと時の眺めを楽しんだ。両イベントに参加した子どもは３００人以上だったという。
　青年部会の小川智史部会長は「こういうイベントを通じて業界のイメージアップを図っていきたい。イベントがきっかけで、建設業に興味を持ってもらい、十数年後に建設業へ就職をしてくれればうれしい」と話した。
　フェスティバルでは、中津支部青年部会以外にも、㈱九電工が高所作業車による上空からの映像放送、九州電力送配電㈱が操作棒を使った景品取りなど、建設関連から多くの企業と団体がブース展示や体験コーナーを設けた。