由布市の相馬尊重市長は13日、市役所で由布市建設業協会（小畑博文組合長・㈱小畑組社長）と小畑組に感謝状を贈呈した。梅雨期６月30日の豪雨により湯布院町川西で土砂崩れ発生の際、被災者発見のため迅速な捜索活動を行った功績をたたえてのもの。
　相馬市長は「豪雨災害に尽力していただき感謝する。二次災害が起きるとも限らない現場で懸命に捜索活動をしていただき、おかげで早期にご遺体の発見ができた。二次災害が発生しなかったことは迅速な対応のおかげ。心より感謝申し上げたい」とたたえ、お礼の言葉を述べた。
　小畑社長は「捜索活動の際、皆さんのお力添えをいただいた。それらのどれ一つ欠けていれば、発見に至らなかったと思う。これまで培った経験や知識を今後の災害対応に生かしたい」と話した。
　同日の土砂崩れでは、住宅１棟が被災、住民の70代男性が行方不明となり、７月11日に遺体で発見された。