大分建設新聞

ニュース記事

刈小野牧野で輪地切り 竹田支部無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2023年09月27日
 毎年3月に行われる稲葉ダム周辺の野焼きに備えて、竹田市刈小野地区自治会(渡部哲哉会長)は24日、刈小野牧野(共有地)の17㌶の草を刈って防火帯をつくる輪地切りを行った。作業には大建協竹田支部(友岡孝幸支部長)の会員5社6人が駆け付けたほか、地区住民11人が参加した。
 輪地切りは、野焼きをする前年の夏から秋にかけて行う作業で、草むらと森林などとの境にある草や笹竹を約5~6㍍幅に刈り、防火帯をつくる。参加者は刈払機を持参して二つの班に分かれ、急斜面での輪地切りの作業に汗を流した。
 県では、市町村やさまざまな団体と連携しながら小規模集落の維持・活性化に向けた対策や支援を行っている。輪地切りは、その一環として協会員らが応援隊として地元住民の共同作業に加わるもの。
 刈小野自治会の渡部会長は「全戸数9戸の小さな自治会では小規模集落応援隊の協力なくして輪地切りはできない。竹田支部の皆さんは大きな戦力、非常に助かっている。次の野焼き作業もお願いしたい」と感謝の気持ちを述べた。
 参加業者は次の通り。
▽㈱友岡建設、㈱松井組、㈱大丸建設、㈱森組、㈱竹田重機建設工業。
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