大分建設新聞

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三光本耶馬渓道路を見学 中津東高校無料

社会貢献・人材育成県北地区
2023年09月20日
 県土木建築部は15日、建設業に関心を深めてもらおうと、中津東高校(塚田清隆校長)土木科1年生39人を対象に、中津市本耶馬渓町跡田地区で建設中の大分212号三光本耶馬渓道路青の洞門・羅漢寺IC工事などの現場体験学習会を開いた。
 学習会には、県建設業協会が協力。権限代行で青の洞門・羅漢寺IC工事を行っている大分河川国道事務所の平野篤建設監督官から、三光本耶馬渓道路(延長12・8㌔)の整備について、田口IC―青の洞門・羅漢寺IC間(延長5・3㌔)が今年度開通を目指していることや、道路事業でによる▽災害時の代替路となる▽観光活性化につながる▽地域経済の活性化が見込まれる―など三つの効果について説明を受けた。
 また、跡田川橋(延長60㍍)から同IC周辺を見渡したほか、道路全体の仕上がりを確認できる自動追尾型測量機やドローンの使用について、施工している朝日工業テクノス㈱の衛藤雅史現場代理人らから説明を聞いた。
 参加した上西経さんは「仕事の目標が生まれ、建設業のやりがい、良さを感じた。暑い中、感謝します」と話していた。
 この日は、ほかに三光公民館で㈱川原建設や東九工業㈱による職業講話(座学)や耶馬溪町宮園地区で中津土木事務所が実施している山国川河川改修工事(㈱翔峰建設)も見学した。
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